ホルムアルデヒドが危険な理由


近年、新築住宅や改築後の住宅などで、
目やのどの痛み、頭痛、めまい、吐き気など
深刻な体調不良を訴える方々の例が、多数報告されています。
これら一連の症状は「シックハウス症候群」とよばれています。

シックハウス症候群の主な原因の一つに、
「ホルムアルデヒド」という化学物質がよく指摘されます。
ホルムアルデヒド(水に溶けるとホルマリン)は
主に防腐剤や接着剤に用いられ、
安価であるので古くから建材等に使われてきました。

では、なぜホルムアルデヒドが危険とされているのでしょうか。
まず、ホルムアルデヒドはシックハウス症候群のアレルギーの
原因物質のみならず発ガン性の可能性があるのです。

また、ホルムアルデヒドは空気より重いので、
床に近い方が必然的に濃度が高くなります。
それゆえ、床に近いところにいる子供や
ペットがその影響を受けやすくなります。

子供は体調不良があっても、それを訴えるのが遅い傾向にあります。
特に赤ちゃんはシックハウス症候群の初期症状が出ても
親の発見が遅れ、悪化する危険があります。

ホルムアルデヒドが危険な理由は
これだけで十分伝わったと思います。
これを理解した上で、対策をしていきましょう。

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