どうして花粉症になるの?

花粉症とは、植物の花粉が目や鼻などの粘膜に接触することによって起こるアレルギー疾患のひとつです。

花粉に対して敏感に体が反応してしまい、花粉を身体が、異物が入ったと判断して、その異物を出すために鼻水や涙などが出てきてしまいます。

これらの症状を放っておくと、鼻づまりによって口呼吸になってしまい、喉が障害されることが多く、咳や痰が出てきてしまう、副鼻腔炎などの合併を起こしてしまうことがあり、頭痛や微熱などの二次症状が出てきてしまう可能性もあります。

花粉症を治療するためには、抗アレルギー薬の使用や抗ヒスタミン剤を使用するなどが行なわれます。

また、花粉症の現任である花粉の接触を断つことも最も効果的な対策ともいえます。

日常でできる対策方法としては、
外出時にはマスクやゴーグルを着用して粘膜に花粉を接触させない。

外出後は玄関前で花粉を落として入室して室内に持ち込まない。

室内は舞い上がらせないように濡れ雑巾での拭き掃除を行ない、空気清浄機や清浄機能のあるエアコンを利用する。

などの対策を行なっていくことでケアしていくことができますよ。

たばこの臭いってどうしてあんなに残るの?

身の回りで発生する様々な臭いの中でも、特に厄介なもののひとつがタバコです。

長時間の換気をしても室内の臭いが取れなかったり、服に付いた臭いがいつまでも残ってしまうなど、特に非喫煙者にとっては悩みの種となってしまいがちです。

臭いがいつまでも取れない原因は、タバコの臭いの分子が服や壁にたくさん付いているという点にあります。

よってどれだけ換気を行っても、このタバコの臭いの分子を取り除かなければ、不快な臭いは残ってしまいます。

繊維は表面積が大きいためタバコの臭いが付きやすいという特徴があり、これが服にタバコの臭いがこびりつきやすい大きな原因ですが、基本的に洗濯をすれば、臭いを落とすことが可能です。

しかしながら、衣服の種類によってはこまめに洗濯をするのが難しい場合もあります。

こういった場合には、繊維に付着したタバコの臭いの分子を吹き飛ばすことが有効です。

服などは、たたいて風に通すと臭いが軽減されるので、洗濯が難しい場合には試してみるのが良いでしょう。

また、室内の臭い対策に関しては、アレルギー対策も兼ねることができる、除菌消臭スプレーなどを使用するのもおすすめです。

マイナスイオンって何?

マイナスイオンと言う言葉は聞くけれど、そもそもマイナスイオンって何なんだと思う方も少なくはないでしょう。

マイナスイオンは空気中に浮かんでいる負電荷を帯びた微粒子水のことです。

家電製品などでよく癒しやリラックス、ストレス軽減の効果や空気清浄の効果があると言われていますが、実際の効果はどうなのかと感じる人もいることでしょう。


目に見えないものなのでそこにあることが実感し辛いというのは事実です。


マイナスイオンは空気中に浮遊しているもので、通常生活では特にこれといって人体に何かしらをもたらすことはありません。

しかしこれを増やすことにより、得られる効果があります。

活性酸素と言う人の老化を早めてしまう働きをするものがあるのですが、これはストレスなどで働きが活発になってしまうものです。
マイナスイオンはこの活性酸素と結びつくことにより活性酸素をただの酸素に変換することが出来ます。
ストレスによって発生するものが減ると言うことは体のダメージが軽減されます。

自律神経系であったり、活性酸素でダメージを受けていた内臓などは活性酸素が酸素になることで機能を回復し、健康な体を作ってくれます。

人の身体が酸化するってどういうこと?

人の身体が酸化することというと、なかなか想像しにくいですよね。
なので、他のことで例えてみましょう。

リンゴなどの果物を、切った状態のままでラップをかけたとしても、しばらく置いてみると、果物の表面は茶色に変色してしまいます。

キャベツやジャガイモなどの野菜でさえ結果は同じです。

食べ物以外でも、鉄は雨に濡れようが濡れまいが外に置いておくと、錆び付いたり赤く変色したりします。

なぜこのような現象になるかというと、
酸素には、物質の性質を変質させてしまう作用を持っているからです。

空気中の酸素と食べ物の成分が結合して変質させてしまいます。
そうなると、食べ物の風味が損なわれたり、劣化したりします。

以上のようなことは人にも当てはまり、活性酸素が身体の中に発生することと同じで悪いことなのです。

身体が酸化すると肌荒れや動脈硬化の原因に繋がるので、
人の身体を構成する細胞をつくるたんぱく質や脂質が
酸化することを避ける生活習慣を心がけなければいけません。

活性酸素には善玉と悪玉があり、白血球から放出され、細菌やウイルスを退治してくれる身体にとって不可欠な物質であるのですが、老化の原因にもなります。

人は好気性生物で、酸素がないと生きていけませんが、酸化すると有害になってしまうのです。

ハウスダストってどんなものがあるの?

住環境を衛生的に保つ為には、こまめに掃除を行うことが何よりも大切です。その際に、特に気を付けたいのがハウスダストです。

掃除においては、見た目が綺麗になっただけで満足してしまう人も多いのですが、実は室内に溜まるほこりには肉眼では確認しにくい、ハウスダストと呼ばれるものがあるのです。

このハウスダストには、ダニのフンやカビ、細菌や花粉といった様々ものがありますが、空気中を舞う為、そのまま放置しているとアレルギーなどの原因となってしまいかねません。

こういった目に見えないほこりまでしっかりと除去する為には、ポイントを抑えて効率よく掃除を行うことが大切です。
中でも重要となるのが、朝に掃除をするということです。

なぜ朝が効果的だというと、小さなハウスダストは、ちょっとした空気の動きだけで簡単に舞い上がってしまう為、人が活動している日中の掃除では、綺麗に除去することは困難です。

しかし、家族が全員寝ている夜間には室内の空気の動きが無く、朝は床にハウスダストがたまった状態のため、掃除しやすいという特徴があります。

ハウスダスト対策の為にも、掃除は朝に行うことがおすすめですよ。

化粧品にも界面活性剤が含まれています

界面活性剤は肌に良くないとされているのですが、化粧品にも、界面活性剤が配合されている場合が多いのです。
ですから、知らず知らずの内に界面活性剤を使用しているかもしれません。

そもそもなぜ肌に良くないのでしょうか。
その理由は、界面活性剤は肌を守っているバリアを崩しやすいからなのです。

肌は、本来バリア機能によって守られているのですが、界面活性剤はそのバリアを壊してしまうと言われているのです。

特にメイク落としなどの洗浄剤に入っている界面活性剤は非常に肌に悪いとされていて、より肌質を悪くしてしまう恐れがあります。

そして界面活性剤を肌に付け続けることになると、肌に異物などが入って肌トラブルを起こし易くなりますし、肌トラブルが治りにくくなってしまうこともあるのです。

ですから、すでに肌の調子が良くないという時には界面活性剤によっては肌がボロボロの状態になっている可能性があります。

健全な肌を維持する為にはできるだけ界面活性剤が配合されていない化粧品を使用した方が安心と言えますし、肌は今からでも蘇らせることができますので、使用する化粧品を見直してみるのも良いのではないでしょうか。

ヒノキに含まれる薬効成分とは

日頃、木や花など植物に癒される事が多くありますが、目で楽しむ以外にも、私たちの心身を労ってくれていますよね。

たとえば、ヒノキを挙げてみます。

最近はアロマセラピーでもお馴染みのヒノキオイルは、安らぐ香りでリラックス効果が高く、人気があります。

ヒノキの薬効成分であるヒノキチオールには、殺菌や抗菌作用があり、ダニやカビの発生を抑えることから、お掃除にも役立ちます。

温泉に行くと、ヒノキ風呂というものもあり、浴室全体にヒノキの香りが広がり、まるで森林浴をしているような爽やかさを感じます。

この、爽やかさは、ヒノキから発散されたフィトンチッドという成分です。

フィトンチッドは、本来木々が傷つくと、その傷口に異物が入らぬようにするための自然作用があり、木々自身が身を守るために発散する成分です。

また、空気を浄化する効果もありますので、森林の空気が澄んでいるのもこのおかげなのです。

フィトンチッドの効果は、呼吸を整え、脳内のアルファ波を出し、副交感神経を優位にしたりと。
身体がリラックスすることが、科学的にも実証されています。

清潔を保ち、リラックスできる空間作りを手助けしてくれるヒノキは有難い存在ですね。

香水アレルギーって何?

香りは嗅覚を刺激しますので、お気に入りの香水をまとうことでリフレッシュや心地よさを感じることが手軽にできるようになります。


しかし、喉や鼻の粘膜を刺激することから、アレルギー体質の人にとっては呼吸困難やくしゃみ、鼻水がとまらなくなるといった症状がみられることがあります。

現在では化学物質によるアレルギーに敏感な人が増えているため、学校の授業参観での保護者の整髪料や香水で集団アレルギーが発生することも珍しくありません。


香水アレルギーは化学物質過敏症の一つで香料を溶かす溶剤に化学物質が含まれていることもあり、香水の原材料だけを見て判断することが難しくなっています。


また香水によって使われている溶剤は違うため、特定の香水にだけアレルギー反応が出る人もいて単なる体調不良で片づけてしまう場合もあります。


症状が出る分量や体質など個人差がみられ発症のメカニズムもまだ解明されていません。

このような症状がでたときの対策としては、
基本的に室内での発症になりますのでこまめに換気をすることです。

また、自律神経失調、ストレスなどの精神不安定状態も原因と有力視されていますので、エクササイズや体に優しい天然素材の衣類を身に着けたりするのも良いですよ。

こたつはダニが好む環境です

日本人の多くの人が「冬はこたつ」と考えていると思います。
しかし、こたつの中のカーペットはダニが好む環境が整っており、寒い冬場といえども注意が必要なのです。

なぜなら利用する人たちの足の汗で湿気がこもり、熱源があるといっても暖かく死滅するほど熱くない環境なので、人間のみならずダニにとっても非常に居心地が良い環境が整っているのです。


では、冬のこたつを快適かつ清潔に保つためには、どのようにすれば良いのかと言うと、換気と掃除をマメに行うことです。

自分が外出をするときには、こたつ布団を天日干しするか、机部分にめくり上げておき、こたつ内部の換気を行うことが大切です。


カーペットも出来ればマメに干したいものですが、天候や忙しさなどで難しい場合はせめて掃除機でマメにホコリやダニを吸い込み清潔を保つことが大切になります。

こたつにあたっていて足が痒くなったりするときや、赤いぽつぽつが出るときにはダニが繁殖している可能性があるので注意しましょう。

こたつの中のカーペットはダニが好む環境のため、日ごろからお手入れをしてダニ対策をして下さいね。

布団のダニを死滅させる正しい方法

毎日使っている布団には、多くのダニが住み着いています。
そのダニや死骸、フンがアレルギーの原因となってしまうのです。

「ダニを退治しよう!」と天気のいい日に布団を干し、バンバンとたたく人が居ますが、実は布団を干しただけでは内部にいるダニまで死滅しないのです。

布団の片面に日光が当たればダニは日の当たらない方へと移動しますし、布団をたたくと痛みの原因にもなります。

また、ダニの死骸やフンを広げてしまうため、アレルギーの原因を布団中にばらまいている状態にもなるので、布団をたたくのは逆効果なのです。
では、どのような方法を取れば布団のダニを死滅させることができるのでしょうか。

まずダニは、高温に弱いという性質があります。
ダニが死滅する温度は65℃といわれていますが、
日光に当てただけでは65℃にはなっていないため、効果がありません。

そこで登場するのがスチームアイロンです。

スチームアイロンは100℃を超えるため、ダニはスチームを当てて殺すことができるので、新たにダニ対策用品を購入しなくても大丈夫なんです。

その後に掃除機で吸い取れば、死骸もフンも効率よく取り除くことができますよ。

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