ヒノキに含まれる薬効成分とは
日頃、木や花など植物に癒される事が多くありますが、目で楽しむ以外にも、私たちの心身を労ってくれていますよね。たとえば、ヒノキを挙げてみます。
最近はアロマセラピーでもお馴染みのヒノキオイルは、安らぐ香りでリラックス効果が高く、人気があります。
ヒノキの薬効成分であるヒノキチオールには、殺菌や抗菌作用があり、ダニやカビの発生を抑えることから、お掃除にも役立ちます。
温泉に行くと、ヒノキ風呂というものもあり、浴室全体にヒノキの香りが広がり、まるで森林浴をしているような爽やかさを感じます。
この、爽やかさは、ヒノキから発散されたフィトンチッドという成分です。
フィトンチッドは、本来木々が傷つくと、その傷口に異物が入らぬようにするための自然作用があり、木々自身が身を守るために発散する成分です。
また、空気を浄化する効果もありますので、森林の空気が澄んでいるのもこのおかげなのです。
フィトンチッドの効果は、呼吸を整え、脳内のアルファ波を出し、副交感神経を優位にしたりと。
身体がリラックスすることが、科学的にも実証されています。
清潔を保ち、リラックスできる空間作りを手助けしてくれるヒノキは有難い存在ですね。